円山展望台:三十三観音像

円山展望台

マルヤマテンボウダイ

岩内の街と積丹半島を一望できる新しい憩いの場として、遠足やピクニックなど家族連れに人気を博しています。この展望台付近には広場・水飲み場のほか、三十三体の観音像を巡る遊歩道などの施設も整備されています。朝・昼・夕・四季折々、山や海の色が変わります。岩内に来町されたら、是非一度訪れてみてください。

無料の大型望遠鏡が備え付けられています。

三十三観音像

カンノンゾウ

この観音山は、全修寺五世泉孝全氏の「岩内円山補陀洛山略沿革」によれば、大正3年9月に尊像の基台選定され、この選定に当り他の土地より台座を持ってくる事を終始反対し附近の焼石を使用し、同年10月、小樽市の仏師・岩崎喜作氏の手により33体の尊像が完成せられたものと言われております。

33対の観音像を巡る遊歩道も整備されています。

円山聖観世音菩薩(通称円山観音)は二代目の梅沢市太郎、イツ夫妻が、生来身体が弱かったので、同病の人を救い広く世の人に礼拝して戴こうとする発願により、時の全修寺住職 泉孝全氏の尽力のもとに衆生緑の深い観音様が建立されたもので、現在でも幾多の人々に慈悲と希望を施し、依然として信仰の本山となっています。観音様は「変化の仏」といわれ、形は似ていても名称の異なる像もあり、判断し難いこともあります。

  • 駐車場完備
  • 標高231m
  • 場所:岩内町野束